校長室だより 過去ログ(30年度3学期)

 保護者の皆様、地域の皆様にはいつも大変お世話になりありがとうございます。日々の教育活動の様子や、子どもたちの学校生活の様子を写真を添えて紹介していきます。

 児童の個人情報保護の観点から、写真は小さなものにしていますが、掲載されている内容について不都合な点などがございましたら、学校までお知らせください。

南比都佐小学校 校長


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【3月22日(水)】

 平成30年度の修了式を行いました。

 子どもたちは、この一年間で201日学校に通い、どの学年もたくさんの学習や経験を積み重ね、一人ひとりが大変良く成長した一年でした。

 卒業式の日と変わらないほど元気いっぱいに明るくのびのびと校歌を歌う姿を見て、みんながこの学校や友だちのことが大好きで、次の新しい学年も頑張ろうと思ってくれている気持ちがひしひしと感じられました。

 保護者の皆様、地域の皆様には、この一年間いろいろな側面から本校の教育の推進にご協力を賜りました。皆様方の温かいご理解とご支援があったからこそ、子どもたちも立派に成長してくれているのだと思います。改めて厚くお礼申しあげます。

 

 本日、保護者の皆様と安全ボランティアの皆さん、そして公民館の組回覧用に、「南比小だより春休み号」を配付いたしました。このホームページでも、これまでの「南比小だより」のバックナンバーを公開しています。よろしければ、どうぞご覧ください。

 

 これから学校は、次年度に向けた準備を始めます。教職員一同、気持ちも新たに、引き続き南比都佐小学校の教育の充実発展に努めて参りたいと思います。今後とも、皆様方のご支援ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申しあげます。一年間、本当にありがとうございました。

【3月19日(火)】

 本当に素晴らしく、感動的な卒業式でした。

 9人の卒業生は、何事にもひたむきに取り組む粘り強さや、人の気持ちを思いやる優しい心と豊かな感受性をもった素敵な子どもたちでした。今日の卒業式でも、この学校と後輩たちを思いやる気持ちやこれからの自分の成長に向けた決意の気持ちがひしひしと伝わる「別れの言葉」の呼びかけと、美しい歌声を体育館全体に響き渡らせてくれました。

 在校生の歌や呼びかけ、全校合唱も、送る者と送られる者の気持ちが一つになる素晴らしいひとときでした。

 

 明日から9人がいないのだと思うと、正直なところさびしいです。けれども、私は私なりに意を尽くして式辞を述べることができ、真剣に聞いてくれた一人ひとりの表情もしっかり心に刻むことができました。今日は充実感のうちに一日の仕事が終えられます。卒業生の皆さんはどうでしたか。たぶん、さびしさもあるだろうけれど、喜びと満足の気持ちもたくさん感じてくれたことと思います。

 ご卒業おめでとう。皆さんの未来に幸多からんことをお祈りしています。元気でね!

【3月18日(月)】

 明日はいよいよ卒業式となりました。校舎のあちらこちらには、卒業おめでとうのメッセージがたくさん飾られ、体育館も4年生と5年生が美しく整えてくれました。

 6年生の卒業は、とても名残惜しく感じますが、明日は笑顔で送り出したいと思います。良い卒業式になるように全校のみんなと先生たちで、しっかり応援します。卒業生の皆さん、胸を張って、最後までしっかりやり切りましょう!

【3月14日(木)】

 2・3校時に1回目の全校練習を行いました。

 子どもたちの気持ちの入り方は、最初からばっちりで、まるで卒業式当日のような雰囲気で練習ができました。

 授業2時間分も練習する必要は全くなく、完璧だったので、早く終了しました。同じ練習時間でも、1時間の練習が少し延びるのと、2時間の練習が予定より早く終わるのとでは、後者のほうが気分的にも良い感じなので、来年度以降も一応2時間の練習で良いのかなと感じました。

 月曜日は、2回目の全校練習として、ほぼ卒業式と同じ長さで練習することになります。良い卒業式が迎えられそうです。

【3月13日(水)】その2

 中休みは、今年最後のロング中休みでした。

 全校遊びで「けいどろ」をしている様子でした。グラウンドだけでなく遊具の間をすり抜けたり、階段を駆け上がったり元気いっぱいの子どもたちですが、卒業式前にけがをしないか冷や冷やしながら遠巻きに見ていました。でも、子どもたちの身体調整能力は高く、私とは違ってきびきびして軽快なので全く大丈夫です。

【3月13日(水)】その1

 今日の2校時、2回目の在校生練習の様子です。1~5年生の63名が体育館に並ぶと、こんなにこぢんまりした形になります。

 でも、呼びかけの声も、歌声も、みんな精一杯の気持ちを込めて頑張っています。卒業式の練習は明日と来週月曜日の全校練習の2回だけですが、6年生と一緒に練習すると、きっと気持ちもさらに盛り上がってくることと思います。

 昨日は、日野中学校の卒業式でした。送り送られる生徒たちの言葉も、素晴らしい合唱も、大変感動的でした。中学生の皆さんと同じ会場で母校の校歌を歌うと、世の中は移り変わっていっても、巣立ちゆく卒業生の思いは自分たちの頃と変わらないのだろうなと感じました。私は日野中学校の校歌がとてもかっこよくて好きです。

 今週金曜日には南比都佐幼稚園の卒園式にも参列させていただきます。保育園・幼稚園から小学校、中学校へと、子どもたちの成長ぶりを感じる行事が続きます。

【3月11日(月)】

 体育館での初めての在校生練習を行いました。

 どの学年の子も、真面目に一生懸命取り組めるので、「しっかりやりなさい!」と注意したりする必要が全くなく、当然のようにスムーズに指導を行うことができます。小さな学校の素晴らしさだと思いますが、校長の私も、わずか2年でこういう学校の雰囲気にすっかり慣れてしまった自分を感じないわけでもありません。

 卒業する6年生だけでなく、在校生もやがて多人数の中で揉まれ、広い世界に飛び込んでいかなければなりません。それは、本校の教職員も同じです。

 少人数集団の温かさ、気持ちの安定感は、きっとこの子たちの人格形成の基盤になって、生涯に渡って揺るがない心の優しさや粘り強く頑張れる真面目さとして息づいていくだろうと思います。それと同時に、広い世界の存在に気付き、たくましく生きていく強さを育てていくことも、この学校の子どもたちには特に大切だと感じます。

 6年生の卒業も、そういう気持ちで見守り、送り出していきたいと思います。

【3月8日(金)】その2

 5校時に字(あざ)別児童会がありました。

 各字で集まって、1年間の登下校の反省をしたり、新年度の字長さんや登校班長さんを決めたりします。

 これが終わると、これまで毎朝頑張ってくれていた6年生は、下級生に登校班長をバトンタッチします。6年生の姿をずっと見ていた下級生たちも、きっとこれからもみんなで協力して仲良く登校できると思います。

 尊敬されている6年生から、次のリーダーへの引継ぎが進み、もうすぐ南比都佐小学校の一年が終わろうとしています。少し寂しいですが、良い伝統は必ず続いていきます。

【3月8日(金)】その1

 卒業式に向けた6年生の体育館練習が始まりました。

 広い体育館に、たった9名の卒業生が1列に並んで、「別れの言葉」の練習を頑張っています。多人数の学校ならば、一人当たりの台詞は多くても2つぐらいになるのが普通ですが、さらに大規模校になると全員で声を揃えるだけの子がいる場合もあるようです。今年の本校の6年生の場合は、これだけの人数なので、多い子は10回以上の台詞があるそうです。

 でも、大丈夫です。今までの6年生の様子をずっと見てきましたが、20人、30人分のパワーをもっていて、一人ひとりの持ち味を存分に発揮してくれる彼ら、彼女らですから。

 年度末になり、あちこちとの諸連絡や調整が忙しく、ゆっくり授業の様子を見に行く時間が確保しにくいのですが、少しずつ6年生の練習に付き合って、担任の先生や子どもたちを励ましていきたいと思っています。

【3月7日(木)】

 朝学習の時間に、今年度の「読書80冊目標達成」の表彰を行いました。

 6年生は200冊超えが何人もいて、しかも9名全員が目標達成でした。本当に6年生はいろいろな場面で全校児童の憧れの存在です。そして、一番の記録は、426冊という驚くべき読書量でした。これには、全校児童から「うわー!?」っと驚きの声が。

 

 私からは全校の児童に、

「80冊を超えることが目的になってしまって、80冊を超えたからもういいやではなく、90冊でも、100冊でも、少しずつ積み重ねられたことが一番素晴らしいことです。また、次の学年でも、たくさん本に親しむようにしてください。」

という話をしました。

 ゴールテープを切ったら立ち止まって寝転がるのではなく、その先に次の目標を自分なりに設定して、こつこつと走り続けていける、そういう子たちが南比小にはたくさんいてくれることが、お互いの良い刺激になっていると感じます。

【3月6日(水)】その2

 6年生のみんなからも、在校生に向けたお礼のメッセージが階段の踊り場に掲示されました。

 「6年生ありがとうウィーク」「6年生を送る会」の取組がとてもうれしかったようで、在校生のみんなにたくさんのお礼と励ましの言葉を書いてくれています。とても心温まるメッセージです。

 9人のメッセージを全部紹介したいと思います。

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 今まで本当にありがとうございました。大変なときも、みんなと笑うことができて、楽しい6年間を送ることができました。まだ卒業までは時間があります。まだまだ楽しい思い出をつくりましょう。(H)

 

 在校生がたくさんのことを企画してくださり、とても楽しいありがとうウィークになりました。卒業までもう数えるぐらいの日しかないので、ぼくたちと楽しい思い出をたくさん作ってください。(Y)

 

 私たちのために、ありがとうウィークをきかくしてくれてありがとう!!去年までなかったので、とてもうれしいです。全校ドッヂや運動会など、みんなとの思い出がいっぱいです。あと少しだけど、良い思い出いっぱいつくろうね!(A)

 

 私たちが計画した遊びに楽しく参加してくれてありがとう。これからもがんばってください。(N)

 

 私達のためにありがとうウィークをしてくれたり、計画を立ててくれてありがとう!!6年生になったことで難しいこともたくさんあったけれど、この南比小のみんなとすごせてよかったです!!私達が卒業しても、みんなで楽しい南比小にしていってください!!(K)

 

 南比小のみんなへ。今まで遊んだりしてくれてありがとう!もう少しで私達は卒業だけれど、これからもがんばってください!(N)

 

 南比小のみんなへ。今までたくさん遊んだりしてくれてありがとう。私達はもうすぐ卒業だけど、みんなと過ごした思い出は一生忘れません。また、ありがとうウィークでは、6年生のためにいろいろ企画してくれてありがとう。これからは在校生のみんなで楽しい南比小を作っていってね。(M)

 

 南比小のみんなへ。ありがとうウィークを計画してくれてありがとう。いつも声をかけてくれてありがとう!!あともう少ししかないけれど、まだまだ一緒に遊ぼう!これからも困ったことがあったらいつでも言ってね。中学校に行っても南比小のみんなのことを忘れないので、みんなも忘れないでね。(Y)

 

 南比小のみんなへ。6年生ウィークでは、私たちのために楽しめるようなことをきかくしてくれてありがとう。みんなのおかげで卒業まで楽しく学校生活をおくれます!!みんな、卒業するまで私達と仲良くしてや~。卒業してからも南比小をどんどん良くしていくんやで~。よろしく!!(Y)

【3月6日(水)】その1

 6年生の登校日は、今日と卒業式の日を入れても、あと10日となりました。校内のいろいろなところで、卒業式に向けた準備が始まっています。

 先日の「6年生ありがとうウィーク」の様子を校長が撮影したスナップ写真の中から、6年生の生き生きとした表情が撮れたものを選んで、階段の踊り場に掲示しました。校長と教頭の合作です。喜んでもらえるといいなと思います。

【3月3日(日)】

 今年も南比都佐地区戦没者慰霊祭に来賓としてお参りしてきました。

 忠魂碑のある丘の上から見下ろせる校舎は、いつも近くで眺めている姿とは少し違って見えます。お寺とか神社とか学校とかは、昔から、地域の中心にあって、大切に守られてきたのだなと感じます。

 お参りの際には、地域の戦没者の方々のお名前が導師様によっておよそ120柱ほど読み上げられました。当然のことですが、現在も本校に通う子どもたちと同じ名字ばかりでした。この地域を守ってこられた方々の思いは、きっと今に生きていることと思います。

 こうした地域の行事に、小学校の校長が来賓としてお招きに預かるのも、地域の中の学校として存在する本校の伝統であり、私の大事な務めであるということを改めて自覚する今日の出来事でした。

【3月2日(土)】

 昨年に続いてお茶席に招待を受けましたので、公民館のひな祭りに行かせてもらいました。

 公民館の茶道教室で学んでいる2年生と5年生の晴れやかな着物姿と、丁寧な所作、おいしいお菓子とお茶を楽しませてもらいました。

 お茶席でお出会いした教育長が、

「こんなに大勢の地域の方が、こうして集まってくださるのはすごいことですね。」

とおっしゃっていました。地域を挙げて子どもたちを育んでくださっていることに、いつも感謝しています。

【3月1日(金)】

 「6年生ありがとうウィーク」の最終日、今日は「6年生を送る会」(以下、六送会)と「たてわり給食・たてわり遊び」が行われました。

 

 今年の六送会は、学校改善の取組の一環として、

  ・プログラム全体の時間短縮(110分→60分)

  ・出し物は5分とする(練習時間をかけすぎる「劇」の発表をしない)

  ・「6年生ありがとうウィーク」として、1週間のお祝い行事を行う

  ・必要な練習は「朝学習」の時間で行い、授業時間をなるべく使わない

の4点を柱に、変更を加えることを教職員で相談して決め、児童会の次期リーダーとして会を取り仕切ってくれる5年生に企画・運営を任せました。

 また、それぞれの学年の子どもたちにも、「ありがとうウィーク」で6年生と一緒に遊ぶ計画やお礼のメッセージや手作りプレゼントを渡す計画を考えさせました。

 

 そうして、2月の1ヶ月間をかけて、全校の子どもたちはゆっくり準備を進め、今日の六送会を迎えました。いろいろと新しい制約を加えたので、子どもたちを悩ませることになるかもしれないなと、当初は少し心配していましたが、練習期間の各学年の盛り上がりの様子を担任の先生から聞いていたので、今日の日をとても楽しみに迎えました。

 

 当初の心配は全くの杞憂でした。一番最初の1年生の発表から、1年生がどんなに6年生のことが大好きで、今までお世話になったことをどんなに感謝しているか、お別れをどんなに寂しく残念に思っているか、そういう気持ちがひしひしと伝わってくるミュージカル風の発表で、とても感動的な発表でした。しかも、寂しがるだけではなく、門出を明るくお祝いする健気な気持ちもずんずん心に響いてきて、いきなり涙腺が緩みます。6年生の中には、もういきなり感激して涙ぐんでいる子も・・・。

 その後も、どの学年の発表も笑いあり感動ありで、もう私の心は揺さぶられっぱなしになりました。感涙している6年生の様子を写真で撮っていると、ますます、気持ちがもたなくなってきました。6年生のことを心から尊敬し、信頼し、お祝いしている在校生の気持ちと、それだけ強く思ってもらえる9名の6年生の素晴らしさが、いろいろな思い出とともによみがえってくる、とても素敵な時間でした。

 5年生をリーダーとして一生懸命準備をしてくれた在校生のみんなも、本当に素晴らしい子どもたちで、そういう子どもたちと同じ時間を共有できて、本当に幸せだなあと感じました。

 6年生が南比小に登校するのは、あと僅か12日です。6年生の卒業をみんなで心からお祝いして、最高の卒業式になるように、みんなで作り上げていこう。先生たちも、おうちの方々も、地域の皆さんも、みんなと同じ気持ちです。

【2月28日(木)】

 元小学校長の飯村悟先生に講師としてお越しいただき、卒業式に向けた6年生の歌唱指導をお願いしました。わずか9名の卒業生で、どのように合唱を組み立てていくと良いのか、私たち教員も、子どもたちも、どんなことを教えていただけるのだろうという姿勢で臨みました。

 先生は、僅かな時間で子どもたちに必要なことを捉え、指導してくださいました。それは、「教えてもらうのを待っていてはダメ」「自分がどのように歌いたいか、どのように変わりたいかということが一番大事」ということでした。

 歌い方の技術が大切であることはもちろんですが、表面に見えることだけでない本質的な部分、内側からわき上がってくる主体性、そういったものを大事にしていくことは、音楽に限らずどの学習にも、何事にも共通して大事なことであるということを感じた1時間でした。あっという間に時間が過ぎ、子どもたちの目の輝きが変わっていきました。

 飯村先生には私自身も駆け出しの教師の頃からお世話になり、いろいろ教えていただきました。教頭をされていたときには、自分の学年の音楽の授業も担当していただいていました。そんなご縁があるので、今日はとても懐かしい思いで参観しました。今日の授業は、今のこの学校の子どもたちにとって大切なことはなんだろう、教職員に必要なことはなんだろう、校長の自分はどうあるべきだろう、私自身もそんなことを考えさせていただく授業でした。

 先生にはあと2回ご指導いただくことになっています。子どもたちが自ら何を学び取っていくのか、期待して見守っていきたいと思います。

【2月26日(火)】

 わかばのみんなが、日野公民館で行われた町内特別支援学級の交流学習会「卒業生を励ます会」に参加しました。

 会の前半は、卒業する6年生と中学3年生のお兄さんお姉さんに、それぞれの学級の後輩からのお祝いのメッセージ発表と記念品の贈呈があり、卒業生からのお礼と決意の言葉の発表がありました。下級生からのメッセージも、卒業生の言葉も、どれも心のこもった温かいメッセージで、聴いている者の胸を打ちました。

 後半は、各学校からの出し物発表でした。南比小のわかば学級の発表は詩の音読と「三匹のこぶた」の劇でした。練習の成果がしっかり発揮できて、皆さんから大きな拍手を受け、発表した自分たちもとても満足ができたようです。卒業生の皆さん、おめでとう。それぞれの進路で活躍されることを期待しています。

【2月25日(月)】その2

 お天気が良いので、昼休みは他の学年も元気いっぱい外で遊びました。

 3年生と4年生が混じって、担任の先生と野球をしていました。このように普段から異年齢で楽しく遊べるのが南比小の良いところです。

【2月25日(月)】その1

 今日から3月1日(金)までの5日間は、「6年生ありがとうウィーク」です。

 朝の放送や昼の放送で、5年生が「ありがとうウィーク」のめあてを放送してくれたり、校内放送(テレビ)での6年生へのインタビューも行ってくれています。

 今日は取組の初日で、1・2年生と一緒に6年生が給食をいただき、昼休みは男子対女子のチームで「けいどろ」をして楽しく遊びました。手作りのフォトフレームをプレゼントとしてもらった6年生は、とても照れていました。遊んでもらった1・2年生も笑顔いっぱいの昼休みでした。明日は3・4年と、水曜日にはロング中休みで「全校遊び」、金曜日には「6年生を送る会」など、楽しいプログラムが今週いっぱい続きます。

【2月22日(金)】

 1校時になわとび大会がありました。前半は個人種目で「短なわとび」、後半は学年種目の「大なわとび」です。

 特におおなわとびは、これまでの練習の積み重ねの成果と学級の団結力が発揮されて、とても好成績で盛り上がりました。

 声を掛け合って集中している5年生を見ていると、とてもまとまりが出てきたなと感じました。まもなく5年生は全校のリーダーとしてのバトンを引き継ぐ時期です。「6年生ありがとうウィーク」「6年生を送る会」の企画も頑張ってくれていて頼もしいです。

【2月19日(火)】

 日野少年センターの服部所長さんをはじめ、ライオンズクラブ、東近江警察署、南比都佐駐在所から5名の方々にお越しいただき、6年生を対象に「薬物乱用防止教室」を実施していただきました。

 わずか9名の6年生に対して指導者の方々が5名、そして、学級担任など4名の教師も教室でともに学ばせてもらいました。

 昨年もそうでしたが、DVD教材が大変よくできていて子どもたちに分かりやすかっただけでなく、それぞれの指導者の方々の連係プレーが大変素晴らしく、一つの授業としての組立をよく練ってくださっているなと感じました。毎日授業をしている学校の教師にとって、外部の方に指導していただき、少し離れた立ち位置で指導者と子どもの動きを見せていただくのも大変勉強になります。

 子どもたちは薬物乱用の恐ろしさについて、とても理解を深めることができました。講師の皆さん、大変ありがとうございました。

【2月18日(月)】

 本来は大陸の冬の特徴的な気候の説明に使う言葉らしいですが、日本では2月終わりから3月初めにかけて寒い日と暖かい日が7日程度の周期でやって来て、だんだん春めいてくることを俗に「三寒四温」とよく言います。

 まさにそういう気配が感じられます。運動場では、半袖姿で楽しく体育に取り組んだり、休み時間に元気に遊んだりする姿が見られます。

 今日は、低学年の下校出発前と、中・高学年の出発前に、

「少しずつ日が長くなってきたけれど、夕暮れ過ぎまで遊んでいたりして帰りが遅くならないように気をつけましょう」

という指導を先生たちにしてもらいました。明日は一旦天気が崩れて、週の後半は気温が上がってくるようです。春はもうすぐですね。

【2月15日(金)】

 桜谷小学校区の日野町鳥居平から「綿向神社宮商社楽人座」の皆さんにお越しいただき、5・6年生が南比都佐公民館の和室で雅楽の鑑賞と楽器演奏体験をさせていただきました。

 鳳笙(ほうしょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)、楽太鼓(がくだいこ)の4種類の楽器で五常楽(ごじょうらく)という曲の演奏を聴かせていただいた後、雅楽の歴史やそれぞれの楽器の特徴を代表の奥村さんが丁寧に説明してくださり、子どもたちは初めて知る雅楽の歴史と味わい深い楽器の音色に聴き入っていました。

 その後は、それぞれの楽器を実際に吹かせてもらって、上手に音が出るか体験をさせてもらいました。私は、給食の検食と午後の出張のため途中で退席しましたが、体験の後は音楽の教科書にも扱われている「越天楽今様」の演奏も聴かせていただいたそうです。古くから伝わる日本の伝統音楽に親しむ貴重な体験をさせていただきました。季節に合わせてひな壇も飾られていたりして、公民館の和室を使わせてもらうのもとても良い雰囲気でした。ご指導くださった皆さん、ありがとうございました。

【2月13日(水)】

 下迫の高木さん、ふるさと絆支援員の木村さんのご指導のもと、4年生が学校の駐車場で椎茸の菌打ち体験を行いました。

 お天気が良く冷え込んだ空の下でしたが、コツをつかむとどんどん楽しくなってきたようで、子どもたちは寒さを忘れて一生懸命作業をしました。安全に気をつけて、グループやペアで楽しく学習する様子に、指導をしてくださった高木さんも大変喜んでくださいました。お世話になりありがとうございました。

【2月8日(金)】

 4年生の理科の授業を1・2校時に参観しました。担任の先生の初任者研修の今年最後の研究授業でした。

 何回も授業を見せてもらっていますが、日々授業が上手になっておられることがよく分かります。学習規律もしっかりしているし、子どもたちも一生懸命学習に取り組めています。

 本校には、若い先生が大変多いのですが、教師として駆け出しの頃の自分のことを思い出しながら、日々頑張っておられる様子を見守っています。温かい地域と真面目で素直な子どもたちに囲まれ、本校で教職の道をスタートできた先生たちは幸せだと思います。それだけに、ますます精進して成長してほしいと願っています。

【2月7日(木)】

 9:30から南比都佐幼稚園の生活発表会を参観してきました。火曜日に1年生との交流会で見せてもらったリハーサルよりもさらに上手な発表でした。やっぱり、たくさんの観客の方があると、園児さんたちも張り切るんだなあと思いました。5歳児さんだけでなく、4歳児さんや3歳児さんも長い台詞をしっかり覚えて発表する様子には感心しました。

 なお、午後からは平成31年度に本校に入学されるお子さんと保護者の方々を対象に、一日入学・入学説明会を実施しました。今日は出張等が多く学校のスタッフが手薄だったので、私は入学説明会の司会・あいさつ・説明を兼務しました。そのため、1年生と園児さんたちとの交流の様子は見られませんでした。あとで1年生の子どもたちに「みんな喜んでくれましたか?」と尋ねると、「喜んでくれたよ。」と返事が返ってきました。一年前に自分たちが一日入学に来た日のこともちゃんと覚えているとのことでした。子どもたちの成長はとても早いです。

【2月6日(水)】その2

 3・4校時に1年生が生活科の学習で昔の遊び体験をしました。講師として、本校児童の祖父母でいらっしゃる木村さん、中沼さん、堀さん、柚木さんに来ていただき、コマ回し、ビー玉、おはじき、お手玉、けん玉、羽根つきなどを楽しみました。

 私は途中で退席したのですが、学習の最後には中沼さんが南京玉すだれを子どもたちに見せたくださったそうです。遊びの内容が楽しかったことはもちろん、祖父母の方々に優しく教えてもらって交流できたことが子どもたちはとてもうれしかったようです。

【2月6日(水)】その1

 2校時に体育館で児童集会が行われました。

 今回は、1年生と4年生の学年発表が主なプログラムでした。1年生は、「できるようになったこと」の発表として、鍵盤ハーモニカの演奏、コマ回し、けん玉、なわとび、百人一首の暗唱などを披露してくれました。4年生は、全校の子どもや先生たちにアンケート調査を実施した結果をパソコンでクイズ形式のプレゼンテーションにまとめて発表しました。どちらも、学年の特徴がよく現れていて、楽しい発表でした。

 そのほかにも、学校委員会の児童から「かるた会」の表彰、「年賀状展」の表彰などが行われました。こういうときは特に6年生の堂々とした話し方や進行ぶりが光ります。下級生は、そういう姿から学び、伝統を継承していくのだろうと思います。

【2月5日(火)】その4

 4年生の子どもたちが、「ほまれの時間」(総合的な学習の時間)の福祉学習の一環として「高齢者体験キット」を使った体験学習を行いました。手首や足首におもりを着けたり、膝や肘が曲がりにくくなるサポーターを着けたり、腰が曲がった状態を模擬体験できるハーネスのようなものを着けたりして、廊下や階段を歩きます。

 今日は各学年でいろいろな活動が盛りだくさんだったので、あまりゆっくり観ている時間がなかったので、子どもたちがどんな感想をもったのか聞けなかったのが残念でしたが、また、後で担任の先生に聞いてみようと思います。

【2月5日(火)】その3

 日野中学校の先生がこの春に本校を卒業する6年生の様子を参観に来られました。給食の準備時間から昼休み、掃除、そして5校時の授業の様子を観ていただきました。

 春に迎える子どもたちの様子をつかんで、中学校にスムーズに接続できるように、いろいろと配慮してくださっています。大変ありがたいことです。日野中学校と町内各校の間では、小中の連携を大切にいろいろな取組を進めています。

【2月5日(火)】その2

 幼稚園から帰ったその足で家庭科室に向かい、「わかばうどん4号店」で手打ちうどんをいただきました。生活単元・自立活動の学習として行う「わかばうどん」の取組が今年で4年目になるので「4号店」です。

 去年はオーソドックスな和風のうどんをいただいたので、今年は4つのメニューの中からちょっと風変わりなうどんにチャレンジして注文しました。その名も「チキムチーズうどん」です。チキンとキムチとチーズがトッピングされています。うどんのお出汁にチーズが合うのかちょっと不安だったのですが、思ったよりも大丈夫で、おいしかったです。接客のマナーや言葉がけの仕方もとても上手でした。お客として招かれた先生たちも保護者の方々も、笑顔いっぱいのひとときでした。おいしいうどん、ごちそうさまでした。来年も楽しみです。

【2月5日(火)】その1

 1年生が2・3校時に南比都佐幼稚園を訪ね、交流を行いました。今日は、7日(木)に実施される生活発表会のリハーサルの模様を遊戯室で見せてもらいました。

 私も2校時だけ参加させてもらったのですが、久しぶりに出会う園児さんたちは、一人ひとりがとてもしっかりとして、成長されたなあと思いました。劇の長い台詞などもしっかり発表していました。

 1年生にとっては、幼稚園・保育園時代の自分と、今の自分の成長を実感する機会となったのではないかなと思います。

【2月1日(金)】

 5・6年生23名が奥伊吹スキー場へスキー教室に出かけました。

 ゲレンデはとても空いていて、人とぶつかったりする可能性もとても低く、安心して練習をすることができました。5つのチームに分かれて練習を進めたのですが、一番上級のチームはリフトをいくつも乗り継いで山頂近くまで上がり、長い距離を一気に滑り降りたそうです。

 私が担当したチームは、一番初心者のチームでしたが、どの子も本当に一生懸命に取り組み、それぞれが確実に上達することができました。何度も転んでうまくいかないときもあり、辛そうな表情をしているときもありましたが、くじけずに頑張っているうちにめきめき進歩したことが、自分でも実感できたのではないかと思います。スキーを嫌いにならず、少しでも楽しかったなという思い出を残してくれたら幸いです。そして、何よりも、誰一人けがをすることなく安全に練習できたことが一番良かったと思います。

 できればあと1時間か2時間か練習を重ね、さらに上達させて帰りたいところでしたが、限られた時間の練習なので、少し思い残しがある状態で帰ってきました。けれども、「ああ、もうちょっと滑りたかったな~」というぐらいがちょうど良かったのだと思います。

 もし、可能でしたら、ご家族でぜひもう一度スキーに連れて行ってあげてください。きっとさらに上達するだろうと思います。

 保護者の皆様、ボランティアとして指導してくださった北川さん、清水さん、どうもありがとうございました。

【1月31日(木)】

 役場学校教育課の吉澤さんが講師に来てくださり、6年生対象の租税教室を実施しました。吉澤さんは現在学校教育課の参事をされていますが、以前は税務課にもいらっしゃったことがあり、税金の種類や使われ方、納税の必要性などについて、専門的かつ大変分かりやすく子どもたちにご指導くださいました。

 子どもたちが一番驚いたのは、小学校6年間、中学校3年間、高校3年間の12年間で、日本の子ども一人当たり平均1140万円もの税金が投入され、現在の働く世代の大人たちが、将来の日本を担う子どもたちの教育を支援しているということでした。

 「このクラスの9名に使われる税金は12年間で約1億円になるんだよ」ということで、ジュラルミンケースに入った1億円の札束サンプルを見せてもらい、子どもたちは何度も何度もお札見本の束を触っていました。

 今日の学習は、子どもたちにとって驚きの連続だったようです。

【1月30日(水)】

 1校時に5・6年生が漢字検定を受けました。これまでの学習の成果が実を結んで、みんな合格できるといいですね。

 窓の方を向いてテストを受けるのは、南比小の定番スタイルです。なぜなら、廊下側の窓や壁面には、日ごろの学習の足跡が掲示されているからです。

 本校では1~4年生も校内漢字検定を同時に実施しています。1~4年生も、とても真剣に取り組んでいました。

【1月29日(火)】

 2校時に1~3年生、3校時に4~6年生が多目的教室に集まり、国際理解に関する学習を実施しました。今日は、お隣の甲賀市から岡崎ジャーミンさんに講師として来校いただき、中国の言葉や文化について教えていただきました。

 1~3年生が一番盛り上がったのは、アニメキャラクターや食べ物の名前を中国語で発音されるクイズでした。不思議なことに、下学年の子どもたちは勘がよく働くようで、中国語の音の一部から想像して次々と正解をするので、ジャーミンさんも「みんなかしこいねー!」と感心しておられました。

 4~6年生が一番盛り上がったのは、自分の名前をホワイトボードに漢字で書いて、それを中国語の発音で読んでもらう活動でした。たいていは何を言っているのか分からない音になることが多いのですが、「なんかかっこいいねー」「ああ、中国語でも似てるね-」などと言い合ったりして、とてもうれしそうな表情でした。

 1元で買える物や旧正月の文化など、今まで知らなかったこともたくさん教えてもらって、子どもたちは「とても勉強になりました」とお礼の言葉を述べていました。

 それから、素敵な衣装を着せてもらったのも楽しい体験でした。ここではアップの表情はお伝えできませんが、生き生きとした表情の写真は、また、担任の先生が学級通信で知らせてくれることと思います。

 上学年の時間には、中国の子どもたちが大変な受験戦争の中にあって、学校での学習の時間が長いことや宿題がすごくたくさん出ること、競争社会を勝ち抜いていかないといけない話なども教えてくださいました。やはり年長の子どもたちは、そういったことにも驚いた様子でした。

 歴史的にも文化的にもつながりの深いお隣の中国ですが、大人も子どもも知らないことがたくさんあって、大変勉強になりました。今日の学習は、子どもたちが世界の国々への関心を高めてくれる良いきっかけになったと思います。ジャーミン先生、ありがとうございました。

【1月28日(月)】その2

 今日の給食は、日野町の郷土料理、「鯛そうめん」でした。

 昨年も「校長室だより」に鯛そうめんの説明を書いたので、今年は詳しい説明は書かないことにしますが、私にとっては子どもの頃からとても慣れ親しんだ味なので、こういうメニューが給食に出るのはうれしいなと思います。また、子どもたちの感想も聞いてみたいと思います。

 

【1月28日(月)】その1

 今年度初めて、グラウンドに雪がびっしり積もりました。休み時間になると子どもたちは外に飛び出して、元気に遊んでいました。

 土・日の積雪であったため、朝、教職員が通勤してきたときは県道から入る正門の門扉が凍り付いて開けられなくなり、大変困りました。公民館側の普段は閉じてあるフェンスを開けてとりあえず車を入れ、朝は雪かきに追われました。

 雪が降る前は予想を立てて、門扉を開けておく必要があるなと痛感しました。

 

【1月25日(金)】

 滋賀県教育委員会発行の保護者向け情報誌「教育しが」2月号に、本校の5年生の体育学習の取組が紹介されました。本日保護者の皆様には県から届いた「教育しが」を配付いたします。ぜひご覧ください。

 

 「教育しが」の電子データは上記のリンクからPDFファイルでもご覧いただけます。「第71号 平成31年2月号」の《2面》を開いてみてください。県教委のホームページにはほかにも有益な情報がたくさんありますので、お時間のあるときに探索されてみることをおすすめします。

【1月24日(木)】その2

 今日から1月30日までの1週間は、全国学校給食週間です。南比小でも、おいしい給食をいただけることや作ってくださる調理員さんへの感謝の気持ちをいろいろな形で表したり、考えたりする1週間としています。

 今日は、2年と5年の担任の先生が二人も終日出張だったので、校長も3校時に2年生の授業の補欠に入り、調理員さんのお仕事についての授業をさせてもらいました。

 実は、私にちょっとよそからの依頼があって、町内の他校で撮影された給食室での調理作業の映像を、この年末年始に自宅で動画編集して教材を作りました。私自身もその映像を観て、「へー、こんなに丁寧に仕事をしてくださっているのか」と驚くことばかりでした。そこで、せっかく手間を掛けて作った教材を生かしたいと思い、2年生の先生の出張に合わせて、子どもたちに紹介する時間をもらったわけです。

 予想通り、2年生の子どもたちも知らなかったことがたくさん見つかったようで、給食週間の取組に役立てることができました。午後から子どもたちは調理員さんへのお手紙を書く勉強をしました。

 今日の給食は、「滋賀・日野の味」ということで、牛乳・近江うどん・地場産のカレー・日野菜の和え物・大根の味噌汁というメニューでした。どの学年も仲良く協力して準備し、おいしく楽しくいただいていました。1年生に「みんな、今日のメニューは好き?」と尋ねると、「好き-!」と元気な返事が返ってきました。

 給食週間の期間中は、郷土料理や昔の味などのテーマでメニューが組まれています。委員会の取組なども行われ、用務員さんや調理員さんの日ごろのお仕事について学んだり、お礼を伝えたりする活動が進みます。日ごろの感謝の気持ちを伝え、みんなで食の大切さを考える週間にしたいと思います。

【1月24日(木)】その1

 3年生が社会科の学習で近江日野商人館の見学に出かけました。

 昔の道具は、今のようにオートマチックで動くのではなく、シンプルな仕組みであったことを、「これは何の道具でしょう?」と、実物を見せながらクイズ形式で教えてくださいました。

 例えば、家庭で牛や馬を飼っていた時代には、ハエがたくさん飛んでいて、そういう生活上の問題がいろいろな形のハエ取り装置の工夫につながっていたことなど、子どもたちの知らなかったことがたくさんあって、興味をもって学習することができました。

【1月23日(水)】

 平成30年度最後の学習参観と学校保健委員会、PTA子育て講演会が開かれました。

 子育て講演会では、竜王町ふれあい相談発達支援センター所長 少徳 仁 先生を講師としてお招きし、「子どもたちの言葉の力をのばすために ~発達の視点から~」と題して、ご講演をいただきました。

 子どもたちのことばの力が広がるためには、伝えたいことがあって、伝えたい人がいて、伝える手段があるということが大切であること。普段の生活がどれだけ充実し心豊かであるかということが、低学年までの一次的ことば(話しことば)の力に大きく作用するということ。意見の発表や話し合いといった学習の場面の充実が、相手に分かるように話したり改まった言い方をしたりできるようになる二次的ことば(書きことば)の力に作用し、中学年までに完成するということなど、幼少期の家庭生活や小学校中学年までの学習の大切さについて教えていただき、保護者も教員も大変勉強になりました。

 後半は、LD(学習障害)についてご説明くださり、併せて、「なかなか漢字が覚えられない」「読みがたどたどしくなってしまう」など、どの子もつまずきやすいポイントとその原因、効果的な支援の方法などを教えてくださいました。この部分は、特に、保護者も教員も納得しながらうなずいて聴かせていただきました。

 言葉の力は、生活にかかっており、聴いてあげること、経験のチャンスを与えてあげることがコミュニケーションの力を高め、そのことが結果的に考える力を高めることにもつながるということ、学校では日々の授業や教材研究にぜひ生かしていきたいと思います。

【1月19日(土)】その3

 2日間の学習航海を終え、子どもたちは無事に琵琶湖大橋港で下船しました。

 4つの学校の友だちと交流しながら、琵琶湖の歴史や自然についてたくさんのことが学べた、充実した航海になったことと思います。

 「うみのこ」に乗れるのは、一生にたった一回のことです。新船の運航が始まった記念すべき年に乗船できたことは、とても良い思い出になったことと思います。

 子どもたちも、先生たちもお疲れ様でした。月曜日は振替休業ですが、体調管理に気をつけて、火曜日からまた元気に登校してください。

【1月19日(土)】その2

 琵琶湖学習活動の一部、3階多目的室の様子です。

 湖底の生き物の観察、魚の観察、プランクトンの観察などが室内で行われ、3階甲板では琵琶湖の水の透明度調査や水の汚れ回復実験などが行われています。

 顕微鏡とか、タブレットコンピュータとか、子どもたちの学習に必要な最新で便利なツールが揃えられ、意欲的に学んでいる様子が感じられます。

【1月19日(土)】その1

 夜明け前から起床し、係の児童が各旗を甲板に掲揚しました。3階の多目的室に集合し、朝の集いをしている様子です。

 現在、7:15分です。もうすぐ朝食準備となります。元気に今日の活動が開始された模様です。

【1月18日(金)】その5

 「湖の子の夕べ」での、綱引き大会の写真です。

 校長は夏休みに研修航海で新船に乗船し、この部屋にも入ったことがあるのですが、旧船よりもさらに広い空間で、「なるほど、こういう向きで綱引きができるのだな」と、少し感動しています。

【1月18日(金)】その4

 今夜の船内夕食のメニューです。新船になりましたが、以前からの定番のメニューですね。保護者の皆さんの中には、子ども時代に湖の子に乗船された方もたくさんいらっしゃることと思います。

【1月18日(金)】その3

 フローティングスクール1日目、午後の活動の様子です。この記事をアップしている時刻は18:50です。午後の長浜タウンウォークラリー出発の頃の写真と、船内に戻って一日のふり返りなどをしている様子の写真です。

 

船内では、夕食を終え、19:00から「湖の子の夕べ」という集いが始まる予定です。学校紹介をしたり、綱引き大会で盛り上がったりするはずです。

【1月18日(金)】その2

 フローティングスクール1日目、午前中の活動の様子です。この記事をアップしている時刻は13:30です。そろそろ船は長浜港に着船し、タウンウォークラリーのために下船を始める頃だと思います。

【1月18日(金)】その1

 7:30に5年生がフローティングスクールに出発しました。今年の航海は、南比都佐小、西大路小、桜谷小の町内3校と、近江八幡市立金田小の4校で行きます。みんな元気に出発できて良かったです。

 出発式では、

1.

 いくつもの学校の仲間と一緒に学習すると、いつもの自分たちのやり方とか考え方とは違うことにたくさん出会うことになると思うけれど、それがいちばん良い経験になる。たくさん学んで楽しく活動してきてほしい。

2.

 いつもは担任の先生がいろいろと考えて君たちに声かけをしてくれるけれど、航海が始まったら先生は先生で全体の仕事がある。班担当の先生の指示や仲間との相談を大事にすることと、自分から先を見通して行動することを心がけて頑張ってきてほしい。

そんなアドバイスをしました。

 

 今日、明日と教頭先生がときどき現時から様子を校長に報告してくれますので、また、後ほど写真付きで現地の様子をお伝えしたいと思います。

【1月17日(木)】その4

 15日から熱戦が続いていた今年のかるた会ですが、今日の昼休みに、決勝戦と3位決定戦を迎えました。毎年、各字の上級生と下級生が一緒になって練習に取り組み、優勝を目指して真剣に挑む伝統があり、今年の決勝戦も和やかな雰囲気の中にもピリッとした緊張感が漂っていました。

 決勝を制したのは、上迫のYさん・Uさんペアでした。

 競技終了時に校長が結果を確認したとき、4つのチームが互いにそれぞれの順位と健闘をたたえる大きな拍手をし、爽やかな笑顔を見せてくれたことにとても感動しました。この学校の子どもたちの、こういった一つ一つの良さが、学校の伝統として続いていくのだなと改めて実感しました。

 百人一首という古くから伝わる伝統、南比都佐小学校の地域や文化、子どもたちの中に受けつがれている「南比っ子」の良さ、これらがいつまでも輝き続けるように、皆で守り育てていきたいものです。

【1月17日(木)】その3

 毎週木曜日の朝学習は、「読み語り」または「朝読書」の時間にしています。私は、先週の木曜日が5年生への読み語りの当番で、今日は3年生教室での朝読書の当番でした。

 読み語りの日は、その学年の子どもたちに相応しいと思う本を自分で選んで持ち寄り、読み聞かせをします。そして、ついでに子どもたちと近ごろの学校生活の様子について雑談をしたりします。私にとっても、とても楽しみな時間です。

 朝読書の日は、当番の教師も本を一冊持って、子どもたちと一緒に黙って15分間読書をします。今日の3年生もとても静かに読書に取り組んでいました。

 ちなみに、本校では、水曜日だけ朝学習なしで8:30に1校時を始めます。これは、水曜日も3年以上の学年の日課表に6校時を設定して授業時数を確保するための工夫です。それ以外の曜日は、8:30~8:45の15分間が朝学習です。月曜日は「フッ化物洗口」、木曜日が「朝読書・読み語り」、火・金曜日は「漢字や計算の基礎学習」の時間となっています。この15分は授業時間としては数えていませんので、音楽会・運動会・群読集会・6年生を送る会の前には、これら行事の準備や練習の時間として、子どもたちの思いや学級担任の裁量に任せ、有効活用しています。

 2月に入ったら、3月1日に予定されている「6年生を送る会」と2月25日から始まる「6年生ありがとうウィーク」の準備を、すべての学年で朝学習の時間に進めます。授業時間を取組練習で費やしてしまわず、教科指導の時間をしっかり確保することも大事にするためです。

 「6年生ありがとうウイーク」は今年から始める新しい取組で、現在5年生の子どもたちがその骨子を考えてくれています。昨日の職員会議で5年生担任からその説明がありました。5年生の子どもたちが意欲的に取組を始めてくれていること、大変頼もしく、楽しみです。

【1月17日(木)】その2

 今日から25日までの約1週間を校内書き初め展の期間としています。23日の学習参観・学校保健委員会・PTA子育て講演会にお越しの際に、子どもたちの作品を観ていただけるように、この時期を展覧会に設定しています。

 学校に来ていただいたときのお楽しみということで、敢えて写真は小さくしておきます。皆様のお越しをお待ちしています。

【1月17日(木)】その1

 毎年、新年になると、町内の各学校等に手作りの熊手を寄贈してくださる方がいらっしゃいます。熊手には「上」と書かれた札がくくりつけられているだけで、名も告げず玄関や門扉の所にそっと熊手を置いていってくださるのです。

 お声かけいただければ、お礼を申しあげたいのですが、人知れず置いていかれるのが、地域の発展や子どもたちの成長を願う尊いお志であり、このお方のお気持ちであるのだと思い、感謝の気持ちでいつも大事に使わせていただいています。

 今年も昨日の夕刻近くだと思われますが、玄関先に2本の熊手が置かれていました。

 ありがとうございます。有効に使わせていただきます。教職員も子どもたちも、こういうお気持ちに少しでも近づくことができるように、皆で成長していかねばと感じています。

【1月16日(水)】

 今日は水曜日なので、いつもと違って10:05に「ロング中休み」が始まる「たっぷり遊び」の日です。1階オープンスペースでは、かるた会準決勝が行われました。札の読み上げは校長が務めました。たくさんの見学者と声援に見守られる中、準決勝に残った4チームの真剣勝負が繰り広げられ、こちらにも緊張感がありました。

 対戦結果は、上駒月Aチーム(25)VS上迫Aチーム(26)、下駒月Aチーム(25)VS清田Aチーム(26)と、どちらも1枚差という驚きの結果となりました。明日は、「上迫VS清田」で決勝戦、「上駒月VS下駒月」で3位決定戦となります。決勝戦はどちらのチームも6年女子と4年女子のペアです。両ペアとも息の合った試合を見せてくれることと思います。良い勝負を期待しています。

 惜しくも決勝を逃した2チームも、正々堂々とした戦いぶりと、相手を讃える礼儀正しい姿勢にとても感心しました。また明日、気持ちを入れ替えて頑張りましょう。

【1月15日(火)】

 3・4校時は、かるた会予選が行われました。

 1・2年生は学年を混合してのチーム対抗戦、3年生以上は各字から2~3名のチームが複数出場する字対抗戦です。今日はホームページのタイトルバナー写真を、かるた会のスライドショーに替えてみました。

 

 1・2年生は20枚取り切り、3年生以上は51枚取り切りで勝敗を決定します。3年以上の字対抗戦は、チームの人数にばらつきがあるので、2対2で対戦できるように出場者は札が5枚進むごとに入れ替わっていくルールです。

 1年生でも上の句が聞こえてきた瞬間に札を取る子もいて、なかなかハイレベルです。明日は準決勝、明後日は決勝で校長が読み手を務めます。しっかり、わかりやすく札が読めるように頑張ります。

 

 町内各校でもインフルエンザによる学級閉鎖が出始めました。本校でも、みんなで気をつけていきたいですね。

【1月10日(木)】

 地域の皆様が以前から要望を上げてくださっていた念願の防護柵が、学校前道路に設置されました。白色のいわゆるガードレールではなく、景観配慮型の防護柵(「ガードパイプ」と言うそうです)です。モダンなデザインで、学校の雰囲気にもマッチしています。まだ完成ではない様子ですが、かなり作業が進みました。

 いつものように朝の出迎えや下校時の見送りで立っていると感じるのですが、学校前を通過する車両のスピードが明らかに落ちています。柵ができたことで、道幅が少し狭く見えたり、前方のカーブの深さと押しボタン信号の存在に視線が向きやすくなったりして、運転に心理的に作用しているのではないかなと思います。土山方面への南に向かう車両を観察していると、アクセルを踏み続けて加速する一方のエンジン音ではなく、少しアクセルを緩めて慣性で進んでいるようなエンジン音の車が増えました。

 かなり安心感が増しましたが、油断せずに安全に登下校できるように子どもたちにも指導していきたいと思います。実現に向けてご尽力くださった皆様、本当にありがとうございました。

【1月8日(火)】

 南比都佐幼稚園の園児さんたちから、秋の「おいもパーティー」のお礼にと、5年生の子どもたちと校長に素敵なプレゼントをいただきました。松ぼっくりで作ったかわいいイノシシのオブジェです。

 松ぼっくりの特徴を上手に生かした素敵な作品に、代表で受け取った5年生の子どもたちも私もとても感激しました。園児さんたちと「また学校に遊びに来てね!」とハイタッチして見送りました。

 幼稚園の皆さん、ありがとう。校長室に大切に飾らせてもらいます。

【1月7日(月)】

 子どもたちの元気な声が校舎に響き、学校に活気が戻ってきました。今日から3学期のスタートです。

 学級担任がそれぞれの学年に応じて、52日間の一日一日を大切にして、学年の締めくくりを頑張っていこうと声かけをしてくれています。どの教室でも、3学期のめあてを考えたり、新年の抱負を語り合ったりしている子どもたちの表情はとても生き生きしていました。

 教職員も、子どもたちとともに、充実した3学期となるように頑張っていきたいと思います。

 

 「南比小だより31年1月号」をアップしました。よろしければご覧ください。